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BBSec NEWS RELEASE

2026年8月26日
株式会社ブロードバンドセキュリティ

株式会社ブロードバンドセキュリティ × SEGL ENERGY(台湾)× 株式会社アスリテラ

業界初、系統用蓄電所に特化した
サイバーセキュリティ診断事業を共同展開

~セキュリティアセスメント・脆弱性診断・ペネトレーションテスト・
セキュリティ監視・セキュリティ評価サービスを、
PCS/EMS/BMS に対応した専門メニューで提供~
2027年の系統連系要件への対応を見据え、2026年9月よりサービス提供を開始

株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、以下 BBSec)、台湾の系統用蓄電池メーカーSEGL ENERGY、および SEGL ENERGY の日本総代理店である株式会社アスリテラ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山口直樹、以下アスリテラ)の3社は、系統用蓄電所(BESS:Battery Energy Storage System)に特化したサイバーセキュリティ診断事業を共同で展開することを決定しました。国内で系統用蓄電所の PCS(パワーコンディショナー)・EMS(エネルギーマネジメントシステム)・BMS(バッテリーマネジメントシステム)および市場取引APIまで対象とした専門診断メニューを提供する事業は業界初※1となります。2026年9月より、セキュリティアセスメント・脆弱性診断・ペネトレーションテスト・セキュリティ監視・セキュリティ評価報告書の提供を順次開始します。

※1 2026年8月現在 当社調べ

発表の背景

再生可能エネルギーの主力電源化が進む中、系統用蓄電所は電力需給の調整力として急速に普及しています。一方で、蓄電所を構成する PCS・EMS・BMSはネットワークに接続され、JEPX※2などの市場取引システムとも連携するため、一般的な IT 機器とは異なる専門的なサイバーセキュリティ対策が求められています。
国内では2025年5月に資源エネルギー庁・IPAが「ERAB※3に関するサイバーセキュリティガイドラインVer3.0」を公表し、アグリゲーション事業者にセキュリティ対策の整備・評価および第三者監査の活用を推奨しています。
また、2025年3月から運用が開始されたIoT機器のセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度「JC-STAR」については、2027年4月以降に高圧系統への接続契約を申し込む新規設備を対象として適合が求められる方向で制度整備が進められています。さらに2027年10月以降は対象範囲の拡大も予定されており、系統アクセス契約の申込時点が適用判断の基準となることから、新規連系を予定する事業者には早期の対応が求められています。
こうした制度環境の変化を背景に、系統用蓄電所のオーナー・アセット事業者・アグリゲーターの間では、汎用的なセキュリティ診断ではなく、蓄電所特有のシステム構成を理解した専門的な診断・監視サービスへのニーズが高まっています。

※2 JEPX(Japan Electric Power Exchange):一般社団法人 日本卸電力取引所
※3 ERAB(エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス):蓄電池等の分散型エネルギーリソースを多数束ねてコントロールし、仮想の発電所(Virtual Power Plant)のように機能させることで、再生可能エネルギーの活用促進、災害時のレジリエンス向上、経済的な電力システムの構築に資する次世代のエネルギービジネス

事業概要

本事業では、系統用蓄電所の PCS・EMS・BMS および市場取引 API を含むシステム構成を対象に、以下5種のサービスをワンストップで提供します。

サービス 内容
セキュリティアセスメント ・ERAB ガイドライン準拠状況確認
・体制評価
・運用評価
・リスク評価
脆弱性診断 PCS・EMS・BMS および市場取引 API を含むシステム構成の脆弱性を体系的に洗い出す一次診断
ペネトレーションテスト 実際の攻撃手法を模した侵入テストにより、対象システムの安全性および事業継続性に配慮した実施条件の下、攻撃者視点からセキュリティ対策の対策実効性を検証
セキュリティ監視 24 時間 365 日体制でシステムを常時監視し、事業継続に影響を及ぼし得るサイバーセキュリティ上の異常兆候を早期に検知
セキュリティ評価報告書 系統用蓄電所全体のセキュリティ対策状況を専門的観点から評価し、評価結果を報告書として提供。投資家評価時や社内リスク評価資料等への活用が可能。

連携体制

本事業は、セキュリティ診断の専門事業者であるBBSec、蓄電池の製造者である SEGL ENERGY、そして国内の系統用蓄電所事業者ネットワークを持つアスリテラが、それぞれの強みを持ち寄る形で推進します。

会社名 本事業における役割
株式会社ブロードバンドセキュリティ セキュリティ専門事業者として、脆弱性診断・ペネトレーションテスト・セキュリティ監視・セキュリティ評価報告書の発行を含む診断メニュー全体を技術的に実施。診断基準・監視体制・報告フォーマットを統括する。
SEGL ENERGY(台湾) PCS・EMS・BMSの技術仕様やシステム構成に関する知見を提供し、評価対象システムの理解を支援する。なお、評価の実施および評価結果の判定はBBSecが独立して行う。
株式会社アスリテラ SEGL ENERGY の日本国内窓口として、必要な技術情報の連携および国内事業者との調整を担当。販売チャネル整備など、事業推進に関わる補助的機能を担う。

提供開始時期・対象

  • 提供開始:2026年9月より順次提供開始(セキュリティアセスメント・脆弱性診断・セキュリティ監視から開始し、ペネトレーションテスト・セキュリティ評価報告書へ順次拡大)
  • 提供対象:系統用蓄電所オーナー・SPC・アグリゲーター(特定卸供給事業者)・蓄電所アセット事業者等
  • 提供地域:日本国内
  • 販売チャネル:複数の販売チャネルを通じて提供(国内調整はアスリテラが補助)

SEGL ENERGYについて

SEGL ENERGYは、2014年に台湾で設立されたエネルギー関連企業です。蓄電池パックや蓄電システムなど、蓄電デバイスおよび関連システムの開発・製造・販売を手掛けています。商用・産業用の蓄電システムをはじめ、コンテナ型蓄電システムなど幅広い製品・ソリューションを展開し、エネルギー貯蔵分野における技術開発と事業展開に取り組んでいます

アスリテラについて

株式会社アスリテラは、環境・エネルギー分野を中心に事業を展開する企業です。ポータブル電源の企画・設計・メンテナンスを手掛けるほか、台湾SEGL ENERGYの定置型・産業用・系統用蓄電池の日本総代理店として、国内で蓄電システムの展開を推進しています。幅広い販売チャネルと市場展開のノウハウを生かし、次世代エネルギーインフラの普及と持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

BBSecについて

BBSecは、2000年創業のトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。現状の可視化や診断から事故発生時の対応、24時間/365日体制での運用まで、フルラインアップのサービスを提供しています。高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、「サプライチェーンを狙った攻撃」「社会インフラを狙った攻撃」「AI時代のセキュリティ」を解決すべき社会課題ととらえ、より多くのお客様を悪意ある攻撃者から守ることで、「便利で安全なネットワーク社会を創造する」というビジョンを実現します。

【本リリースに関するお問い合わせ】
株式会社ブロードバンドセキュリティ 経営企画部
TEL:03-5338-7430 E-mail:press@bbsec.co.jp
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