TISAX認証の取得は、自動車産業におけるサプライチェーン全体のセキュリティ向上において極めて有効な手段とされています。欧州自動車メーカーとの取引において、サプライヤ企業はTISAX認証を通じて自社のセキュリティレベルを確認し、情報を共有することで、サプライチェーン全体のセキュリティ基準を統一し、リスクを軽減することが可能となります。
BBSecは、国内自動車メーカーの海外事業拡大に伴い、TISAX認証への対応ニーズが高まっていることを受け、自動車産業特有のサイバーセキュリティリスクを考慮したガイドラインの要求事項や評価基準に従い、事業者様ごとの取組状況やニーズに寄り添った情報セキュリティ対策を支援いたします。
サプライチェーン全体での情報共有と継続的な関係構築が鍵
サプライチェーン全体のセキュリティ向上には、TISAX規格に基づいたリスクの可視化やセキュリティ対策の実施が最も効果的な方法の一つです。 近年では、欧州自動車メーカーがTier1サプライヤ(完成車メーカーに直接部品を供給するサプライヤ)だけでなく、国内外のTier2~3サプライヤにもTISAX認証の取得を求めるケースが増加しています。サプライチェーン全体のセキュリティ強化を実現するためには、完成車メーカーとサプライヤ間の密接な協力が不可欠です。そのため、平時からの継続的なコミュニケーションと関係構築を進め、リスク情報を適切に共有することが、サプライチェーン全体の安全性を確保する鍵となります。
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*1 TISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange)は、ENX協会(Die ENX Association;2000年設立の非営利団体。欧州の自動車メーカー、サプライヤ、および4つの全国自動車協会からなる 組織)が定める国際的な自動車業界の情報セキュリティ標準。(https://portal.enx.com/en-US/enxassociation/)
*2 VDA-ISA ドイツ自動車工業会(Verband der Automobilindustrie)が策定した情報セキュリティ評価シート
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